測量費用・事例紹介

専門性の高い知識と豊富な経験で、どのような境界問題も解決へと導きます。

専門性の高い知識と豊富な経験で、どのような境界問題も解決へと導きます。

土地境界問題のプロ・吉田登記測量事務所。豊富な知識と経験を有する専門家として、
多くのお客様から定評があります。こちらでは、数々の依頼を受けた中から実例を挙げて、
当事務所の測量費用をご紹介させていただきます。

1.境界確定測量 2.境界確定、地積更生、分筆、地目変更、合筆登記 3.境界確定、筆界特定申請 4.境界確定
5.裁判所提出資料(図面)の作成 6.筆界特定 7.測量、付け替え  

境界確定測量

境界確定測量
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報酬額¥458,000
詳細PDF資料
測量地面積 157.13m²
官民境界明示 1件
民々境界(筆界確認) 2件
境界標識の設置 4点
分筆・地積更生 なし

依頼を受けたのは、63番22の土地です。昭和30年頃の分筆申告図(現地復元性なし)があるだけで、法務局に地積測量図はありません。官民明示と△川△子さんとはスムーズに立会いができたものの、東隣の×中×郎さんとは境界の確定がうまく進みませんでした。

無理難題な要求にも丁寧に対応し、穏便に境界を確定。

なぜなら、×中さんから「A-Bの境界に異存はないが、所有地である64番3の周囲すべてを無償で境界確定してくれ」という条件を提示されたためです。丁寧にその条件での測量はできない旨を説明し、最終的になんとか筆界確認書に署名押印をいただきました。こちらの案件では、×中さん宅に何度も足を運びましたが、当初の見積もり金額通りで終えています。

境界確定、地積更生、分筆、地目変更、合筆登記

境界確定、地積更生、分筆、地目変更、合筆登記
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報酬額¥1,288,000
詳細PDF資料
測量地面積 1,382m²
官民境界明示 3件
民々境界(筆界確認) 1件
境界標識の設置 約25点

●■製鉄(株)さんが所有する広大な敷地・700番は、府道と接していないため、製品の搬入出に苦労していました。そこで、☆中喜美子さん所有の63番1と66番1の一部を買収して進入路を確保することになったそうです。「双方の間で土地買収の金額を含めて合意ができているので、あとは登記手続きだけ」とのことで、当事務所に依頼をいただきました。

各士業と連携することで、複雑な諸申請をスムーズに代行。

しかし、金額に関する合意ができていても、簡単に登記手続きはできません。この場合、地目が「田」である66番1を道路にするための諸申請、水路の一部に橋を架けるための公有水面占有許可申請が必要です。また、道路を作るには、事前に市へ届け出をしなければなりません。そのため、この案件では一括して●■製鉄(株)さんから業務を受託。分筆などの土地家屋調査士業務は当事務所で行い、その他の業務は信頼できる行政書士や一級建築士、司法書士などの専門家に発注しました。上記の報酬額は、土地家屋調査士業務分の金額です。

境界確定、筆界特定申請

境界確定、筆界特定申請
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報酬額¥874,000
詳細PDF資料
測量地面積 150m²
官民境界明示 なし
民々境界(筆界確認) 4件
境界標識の設置 6点
分筆・地積更生 1件(3号)

◎村◆子さんは、5戸1棟の連棟長屋のうち、88・89・90番を所有しています。昭和初期に当該地を借地していた◎村さんの前々代が、地主の払い下げによって所有権を得て、現在に至っているそうです。この3筆周囲の境界確定の依頼を受けましたが、前面道路の登記名義人である江村さんの「旭区桶上町」は存在しない地名でした。

住所が存在しないというイレギュラーにも的確に対応可能。

前面道路に登録されている「旭区桶上町」は、過去にも存在しない地名です。それでも江村さんに境界立会いを依頼するために手を尽くして調査を重ねましたが、結局辿り着くことができませんでした。そのため、北・南・東に関しては通常の立会い協議を行い、前面道路についてはやむなく筆界特定の申請をすることとなりました。

境界確定

境界確定
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報酬額¥882,000
詳細PDF資料
測量地面積 238m²
官民境界明示 1件
民々境界(筆界確認) 7件
境界標識の設置 8点

こちらの土地は、大阪市内の区画整理地域です。区画整理の換地確定の時点で筆界は特定されており、その区画整理図面は大阪市のホームページなどで公開されています。しかし、依頼を受けたとき、現地には隣地との境界杭が全くない状態でした。

将来の土地トラブルを回避するために有効な方法をご提案。

当初、依頼をされた方は境界杭の設置のみをお考えでした。しかし、境界に関する事実を正式な書面で形に残しておかないと、後々になってトラブルになることも少なくありません。そこで、「せっかくですから、ただ境界杭を設置するだけでなく、周囲のすべての隣地の方と書面による取り交わしまでしましょう」とご提案させていただき、了解を得ました。

裁判所提出資料(図面)の作成

裁判所提出資料(図面)の作成 裁判所提出資料(図面)の作成
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報酬額¥764,000
詳細PDF資料
測量地面積 1,200m²
官民境界明示 なし
民々境界(筆界確認) なし
境界標識の設置 1回

当事務所の特徴のひとつが、筆界特定業務や裁判(調停)業務が多いことです。特に、懇意にしている弁護士から業務として持ち込まれる案件は多いです。そのような案件は、弁護士と二人三脚で業務を進める形式になります。一般的に、境界紛争の依頼を受けた土地家屋調査士のほとんどは、その紛争の種となっている土地だけを測量し、図面のみを裁判所に提出します。しかし、これだけで真実の境界は見えてきません。

裁判所提出用の報告書を作成できる土地家屋調査士は、数少ないのが現状です。

裁判所提出用の報告書を作成できる土地家屋調査士は、数少ないのが現状です。

測量図面のみを提出する土地家屋調査士が多い中、当事務所では図面とともに報告書の作成も可能です。意外と、裁判所に出す報告書を作成できる土地家屋調査士は少ないのです。

この案件においても、紛争の土地だけでなく、イラストの範囲も測量して公図の筆界形状や各土地の登記面積などをすべて把握しました。その上でP5-P1が筆界であると判断し、15ページ程度の調査報告書と図面を裁判所に提出しました。上記の報酬は、依頼人の弁護士との度重なる打ち合わせや裁判所に提出する報告書作成費用を含んだものです。

筆界特定

筆界特定
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報酬額¥3,180,000
詳細PDF資料
測量地面積 約20万m²
官民境界明示 なし
民々境界(筆界確認) なし
境界標識の設置 相手方8件
(47号)

開業以来、最も印象に残っている業務です。兵庫県の但馬地方の筆界特定申請業務でした。付近はのどかな田園が広がり、清流で有名な川が流れている地域です。ある会社がこの広大な土地(空中写真の範囲)を取得し、産業廃棄物の最終処分処理場の建設計画を立てました。当然、地域住民や議会、観光関係者はこぞって大反対です。境界立会いも全く進みません。困ったその会社は、当事務所に依頼されました。

広大な土地でも、時間をかけて正確な境界測定を推進。

広大な土地でも、時間をかけて正確な境界測定を推進。

処理場の計画実行には、測量はもちろん、隣接の土地所有者たちとの境界立会いも必要です。しかし、なかなか境界の立会いに応じてくれず、計画が遅々として進まないとのことで、人づてで当事務所に依頼をいただきました。これほど広大な土地の周囲すべての境界を筆界特定した例は、全国的にもほとんどないでしょう。依頼を受けてから1年以上の月日を要しましたが、弁護士を介することなく、すべての境界を特定することができました。

7.測量、付け替え

7.測量、付け替え
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報酬額¥2,150,000
詳細PDF資料1
詳細PDF資料2
測量地面積 約10万m²
官民境界明示 水路・里道各1件
民々境界(筆界確認) なし
境界標識の設置 なし
土地表示登記 18件
分筆 25件

近頃、ソーラー発電のパネルをあちこちで目にするようになりました。当事務所でも、ソーラー発電に関する案件をいくつか経験しています。本件は、京都府山中のゴルフ場でコースに利用されていない湿地帯にソーラーパネルを敷設するための測量業務の依頼でした。

太陽光発電システムの設置に必要な業務も対応可能。

太陽光発電システムの設置に必要な業務も対応可能。

しかし、その依頼には、ソーラー発電計画地の測量業務(世界測地系)のみではなく、計画地内に存在する里道の払い下げと水路の付け替え業務も含まれていたのです。

古くに開発されたゴルフ場だったので、場内には縦横無尽に里道や水路が張り巡らされています。それぞれの特定(明示手続き)にかなりの作業量を費やしましたが、広大な土地をすべて測量することができました。